Golden Tundra
静けさの中に、選ばれたものだけを。

静寂が選んだ、秋の一枚。

Golden Tundraは、広島市に店を構えるセレクトブティックです。ヨーロッパと国内の小規模アトリエから届いた衣服と道具を、季節ごとに丁寧に選び直しています。
ハンガーラックに並ぶベージュやグレーの秋物コート
奥付

国内外の小規模アトリエから直接仕入れた品を、西村 千晴が一点ずつ手に取って確認してから店頭に並べています。

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Golden Tundraについて

2018年の春、西村 千晴は広島市西区の小さな路面店に、スーツケース二つ分の衣服を並べてGolden Tundraを開いた。前職のバイヤー時代に感じていた「量を売るための選択」への違和感が、開業の直接の動機だった。ヘルシンキで偶然手にした一枚のリネンコートの、洗うたびに柔らかくなる質感と、作り手の名前が内側に刻まれていた誠実さが、店のあり方を決めた。開店当初は週三日だけ営業し、残りの日は仕入れと素材の勉強に充てていた。

転機は2020年の秋だった。長引く外出自粛の中で、「本当に着たいものだけを残したい」という声がお客さまから増えた。その時期に西村が選んだのは、品数を減らすことだった。棚の半分を空け、残った商品一点ずつに産地と製法を記したカードを添えるようにした。すると不思議なことに、来店数は減ったが、一人ひとりが店に滞在する時間が長くなり、購入後に「やっぱり良かった」という連絡が届くようになった。その経験が、今のGolden Tundraの骨格を作っている。

「量を扱うことより、一枚の来歴を語れることの方が大事だと思っています」
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商品一覧

— バイヤーが直接アトリエを訪ねて仕入れる(カタログ発注なし)

— 年四回の完全な棚替え(セール消化ではなく季節の再構成)

— 全商品に素材の産地・製法カードを添付

— 試着室は一室・予約制でゆっくり選べる

— 購入後の修繕は地元職人を紹介してサポート

今季のコレクション

2026年秋のコレクションは、「重ねる」をテーマに選んでいます。一枚で完結するのではなく、手持ちの服と組み合わせることで表情が変わる素材と色を中心に構成しました。フランスのリヨン近郊のアトリエと、岡山県の小さな織元から届いた新しい入荷を含みます。
ウールリネン オーバーコート(オートミール)

ウールリネン オーバーコート(オートミール)

リヨン近郊のアトリエが手がける、ウール60%・リネン40%の混紡コート。表地は目が詰まっていて風を通しにくく、裏地は薄いシルクのバイアス仕立て。洗濯機では洗えないが、ブラシをかけるだけで数年は清潔に保てる構造になっている。ボタンは水牛の角を削り出したもの。

¥88,000(税込)
岡山コットン ワイドパンツ(インディゴ)

岡山コットン ワイドパンツ(インディゴ)

岡山県の織元が、旧式のシャトル織機で織ったコットン生地を使ったワイドパンツ。耳(セルヴィッジ)付きの生地で、洗うたびに少しずつ表情が変わる。ウエストは総ゴムではなく、前だけドローコードで調整できる仕様。インディゴは天然染料を使用。

¥34,000(税込)
メリノウール タートルネック(チャコール)

メリノウール タートルネック(チャコール)

イタリアのビエッラ産メリノウールを使った、目の細かいリブ編みのタートルネック。首元のリブは二重になっており、折り返して使うこともできる。洗濯は手洗いのみだが、繊維が細いため肌に触れてもチクチクしない。秋から初春まで着通せる厚みに仕上げている。

¥26,400(税込)
リネン ハンドタオル 2枚組(ストーングレー)

リネン ハンドタオル 2枚組(ストーングレー)

リトアニアの小規模な織物工房から届いたリネン100%のハンドタオル。洗うたびに吸水性が増し、五年後に本領を発揮する素材だと工房の担当者は言う。縁はかがり縫いのみで、余計な装飾はない。ギフトとしても選ばれることが多い一品。

¥4,400(税込)
真鍮 キーホルダー(無垢)

真鍮 キーホルダー(無垢)

広島市内の金属加工の工房が削り出した、無垢真鍮のキーホルダー。使うほどに手の脂で飴色に育つ。リングの径は35mmで、鍵が三本程度入る。重さは約40gで、ポケットの中でしっかりした存在感がある。

¥8,800(税込)
ウールブランケット(ハーネスウィーブ・テラコッタ)

ウールブランケット(ハーネスウィーブ・テラコッタ)

スコットランドのボーダーズ地方の織元から仕入れたウール100%のブランケット。ハーネスウィーブという二重組織の織り方で、軽いのに保温性が高い。130×180cmのサイズで、膝掛けにも、ソファに掛けっぱなしにしても様になる。テラコッタの色は秋の光によく馴染む。

¥52,800(税込)

一枚のことを、ゆっくり話しましょう。

ご来店予約、商品のお問い合わせ、スタイリング相談のご予約は、お電話またはメールにてお受けしています。お気軽にご連絡ください。

082-293-3463

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8軒
年間の仕入れ先アトリエ数
2018
創業年
4回
年間の棚替え回数
1室
試着室(完全予約制)
商品一覧

Golden Tundraが大切にしていること

一点ずつの仕入れ

バイヤーである西村 千晴が直接アトリエを訪ね、手に取って確かめたものだけを仕入れています。カタログ発注は行いません。

季節ごとの入れ替え

年に四回、棚を完全に入れ替えます。売れ残りをセールで処分するのではなく、次の季節に合わせて構成し直す考え方です。

素材の来歴を伝える

すべての商品に、素材の産地と製造工程を記したカードを添えています。知って選ぶことが、長く使うことにつながると考えています。

お知らせ

お知らせ

2026-08-31

パーソナルスタイリング相談とは何をするのか:初めての方へ

パーソナルスタイリング相談とは、服を選んでもらう時間ではない。自分がいまどこにいて、これからどこへ向かおうとしているかを、衣服という言語で整理する時間だ。Golden Tundraでこの相談を受ける方の多くは、クローゼットが満杯なのに「着るものがない」という感覚を長年抱えている。その感覚の正体を解きほぐすことが、相談のもっとも核心にある仕事だ。相談は約90分、東京・代官山のアトリエで行われ、購入を前提とせず、ヒアリングと試着を中心に進む。この記事では、その具体的な流れを順を追って説明する。

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2026-08-24

真鍮の小物を育てる:経年変化を楽しむための日常の扱い方

多くの人が、真鍮の小物を手に入れてすぐにやってしまう失敗がある。それは「汚れた」と感じるたびに金属磨きで磨き上げ、買ったときの輝きに戻そうとすることだ。その行為は一見正しいように思えるが、実際には真鍮が時間をかけて纏おうとしていた固有の表情を、そのたびに白紙に戻している。真鍮は放置でも過剰な管理でもなく、使い手の習慣と皮脂と空気が織り重なることで初めて、代替のきかない色へと育っていく金属だ。Golden Tundraで扱う無垢真鍮のキーホルダーを手がかりに、その変化の仕組みと、意図を持った付き合い方を順を追って説明したい。

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2026-07-13

ウールコートを10年着るために:秋の購入前に知っておきたいこと

10月の終わりごろ、東京の街では朝晩の気温が急に下がり始め、クローゼットの奥に眠っていたコートを引っ張り出す人が増える。そのとき、ふとした違和感に気づくことがある。昨年まで確かに美しかったウールの表面が、どこか毛羽立ち、生地のハリが失われている。購入から3年も経っていないのに、である。ウールコートは消耗品ではない。正しく選び、正しく扱えば、10年どころか15年以上を共にできる衣服だ。Golden Tundraでの仕入れを通じて、国内外の毛織物産地や職人と話を重ねてきた経験から、素材の見分け方から日々の手入れ、長期保管の具体的な方法まで、実践的な知識をここにまとめておきたい。

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よくある質問

よくあるご質問

Q.来店は予約なしでも大丈夫ですか?

試着室のご利用は予約制ですが、店内の閲覧だけであれば予約なしでお越しいただけます。ただし、西村が不在の場合や仕入れで外出している日は臨時休業となることがあります。事前にお電話かメールでご確認いただくと確実です。

Q.支払い方法は何が使えますか?

現金、クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB)、交通系ICカードに対応しています。分割払いは3回払いまで対応可能です。PayPayなどのQRコード決済は現在対応しておりません。

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